血液検査

 

2015.8.30

 

血液検査は院内でもできますが、主に信頼できる外部の検査会社にお願いしています。検査結果は当院の電子カルテに取り込まれます。

 

末梢血一般検査:血液中の赤血球、白血球、血小板などの数を数えます。

        主に息切れ等の様な症状があり貧血が疑われる場合、

        発熱があり炎症が疑われる場合などに採血をして測ります。

 

CRP検査:発熱や炎症所見がある場合、どのくらいの程度か目安にします。

      たとえば肺炎などにかかった場合、

      抗生剤をどのくらいの期間処方するかは、

      CRPの値を見ながら検討します。

 

生化学検査:肝機能、腎機能、高脂血症の有無などをみます。

 

AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γGTP、ALPは、主に肝臓、胆道、骨などの機能をみる検査です。泌尿器科領域では前立腺癌に対してホルモン療法中に肝機能が悪化するとAST、ALTが上昇しますし、前立腺癌に骨転移が生じるとALPが上昇してきますので、定期的な採血が必要です。γGTPは飲酒により上昇することがあります。

 

BUN、Cre(クレアチニン)は主に腎機能をみる検査で、体調不良の場合など腎機能の低下が疑われる場合採血します。糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病による動脈硬化で腎機能は悪化しますし、薬の副作用で腎機能の低下を招くことがあります。また慢性腎臓病(CKD)と呼ばれる著明な腎機能低下を認める病態の場合には、将来的に人工透析となるおそれがありますので注意が必要です。

 

UA(尿酸)が上昇すると、痛風を発症したり、尿路に尿酸結石を形成することがあります。痛風も尿路結石も腎機能に強い影響を与えますので、当院ではBUN、Creと共に採血します。

 

総コレステロール、TG(中性脂肪)、HDLコレステロールは高脂血症をみる検査です。

メタボリックシンドロームないし、その予備軍と言われている方は必須の検査です。

当院ではLDLコレステロールはFriedewaldの計算式を用いて算出しています。

 

その他、ナトリウム、カリウム、塩素(クロール)、カルシウムなどの電解質もすぐに測定可能です。